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qmail reference

qmail-lspawn (8)

(schedule local deliveries)


[概要]

ローカル配送をスケジュールします。

[書式]

qmail-lspawn defaultdelivery

[オプション]

defaultdelivery

デフォルトの配送命令(delivery instruction)を指定します。

[説明]

qmail-lspawn (8) プログラムは、 記述子 0 から一連のローカル配送コマンドを読み込み、 配送を実行するためにqmail-local (8) を呼び出し、 記述子 1 に結果を出力します。 引数 defaultdelivery は、 デフォルトの配送命令として、qmail-local に渡されます。

qmail-lspawn は qmail-local を非同期で呼び出すので、 結果は、コマンドの順番と同じではないかもしれません。

各宛先アドレスに関して、 qmail-lspawn は、 ローカルのユーザーが制御するアドレスを捜し出します。 最初に qmail-users 機構をチェックします。 アドレスがそこにリストされていなければ、 qmail-getpw (8) を呼び出します。 qmail-lspawn は、そのとき、 ユーザーの uid や gid のもとで qmail-local を実行します。 どのような追加のグループも設定されません。

qmail-lspawn は、空のメール・ボックスの名前を ごみ箱のアドレス(trash address)としてみなします。

[ファイル]

/var/qmail/bin/qmail-lspawn

[関連項目]

envelopes (5)
qmail-users (5)
qmail-getpw (8)
qmail-send (8)
qmail-local (8)

[マニュアル・ページ]

日本語、 英語

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(2003/02/02)