トラブルが発生した場合、 qmail-getpw は、何も表示せず、非ゼロのコードで終了します。
[警告]
qmail-getpw の心臓部にいるオペレーティング・システムの getpwnam 関数は、
本質的に信頼できません。
これは、一時的なエラーと存在しないユーザーとの区別ができません。
getpwnam の将来のバージョンは、
一時エラーを指し示すために ETXTBSY を返し、
存在しないユーザーを指し示すために ESRCH を返すべきです。
qmail-getpw は、 それぞれのユーザーが、 基本的なユーザー・アドレスと、 すべての user-anything 形式のアドレスを、 制御できるようにします。 local が user の時、dash と ext の両方が空になります。 local が user-anything の時、dash は hyphen になり、ext は anything となります。 user は、 local の最前部で、 すべての大文字と小文字の組み合わせで現れてもかまいません。
いろいろなユーザーを詰め込んだ alias は、他のすべてのアドレスを制御します。 この場合、ext は local で、dash はハイフォン(-)となります。
qmail-users 機構で、 qmail-getpw の決定のすべてを上書きすることができます。 qmail-users は、qmail-getpw に比べ、 信頼でき、より柔軟に構築が可能で、とても高速です。