Linuxシステムのアップデートツールの使い方とシステムアップデート方法

はじめに

Red Hatをはじめ、Fedoraにも各アップデートツールがあります。それぞれのツールを 利用すればLinuxシステムのアップデートおよび最新パッチなど簡単に当てることが できます。そのツールはyum,apt,synaptic,up2dateがあげられます。

これらのツールをインストールおよび簡単な使い方をまとめたいと思います。 各ツールは自動的にアップデートサーバより必要なパッチおよびアップグレード必要な パッケージなどしばらべて、自動的にダウンロードしてそしてインストールします。

各ツールの使い方をマスターすればLinuxシステムを簡単にアップデートすることが できるようになります。

yumをRedhat8で利用の場合

yumをRedHat8で利用する場合は、多数のパッケージをアップグレードしなければならない ので、まず各パッケージをダウンロードすることです。以下は必要なパッケージリストですが、 クリックすると当方のサイトからでもダウンロードすることができます。

  1. glibc-2.3.2-4.80.8.i386.rpm
  2. rpm-4.1.1-1.8x.i386.rpm
  3. glibc-common-2.3.2-4.80.8.i386.rpm
  4. rpm-python-4.1.1-1.8x.i386.rpm
  5. glibc-devel-2.3.2-4.80.8.i386.rpm
  6. yum-2.0.3-0.fdr.1.rh80.noarch.rpm
 $ rpm -Uvh --nodeps glibc-common-2.3.2-4.80.8.i386.rpm
 $ rpm -Uvh --nodeps glibc-2.3.2-4.80.8.i386.rpm
 $ rpm -Uvh --nodeps glibc-devel-2.3.2-4.80.8.i386.rpm
 $ rpm -Uvh --nodeps rpm-python-4.1.1-1.8x.i386.rpm
 $ rpm -Uvh --nodeps rpm-4.1.1-1.8x.i386.rpm

最後にyumをインストールする。

 $ rpm -ivh --nodeps yum-2.0.3-0.fdr.1.rh80.noarch.rpm

これでインストードが完了です。

yumを利用する

アップデートパッケージがあるかどうかを確かめるには以下のコマンドで確認 できます。接続テストが確認できれば

 $ yum list update

を実行すればアップデートリストをリストされます。またすべて表示されるまでには時間がかかる場合があります。

アップデートパッケージをシステムに適用するには

 $ yum update

を実行すればよい。これで必要なアップデートパッケージをダウンロードしシステムに 適用し始めます。またFedoraCore1のシステムであればアップデートを自動化することが できます。

 $ chkconfig yum on
 $ service yum start

これでアップデートを自動化にすることができます。


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Last-modified: Tue, 22 Jun 2004 11:15:43 JST (7253d)