RaQ550をNFS経由でのバックアップ手順/復元手順

はじめに

RaQ550をNFS経由でバックアップを行い、それでRaQをリニューアルしてまた 再度リストアする作業手順を解説します。

関連ファイル

特に特別なファイル必要ありません。

前準備

  1. ファイルサーバ(受け取る)側のNFSサーバ準備

    NFSサーバの設定を準備します。
     # vi /etc/exports
    内容は以下のように記述します。
     /mnt/Backup/raq550.akmalida.com		raq550.akmalida.com(rw,sync,no_root_squash)    
    設定が反映するために、次のデーモンを実行および再起動をかけます。
     # /etc/rc.d/init.d/portmap start
     #/etc/rc.d/init.d/nfs start

  2. RaQ550側の準備

    RaQ550側では、ポートマッパーが起動する必要であります。
     # /etc/rc.d/init.d/portmap start
    これでサーバの準備が完了しましたが、次のステップは、NFSファイルシステムをサーバから RaQ550にマウントしてみる。
     # mkdir /mnt/remote
     # mount -t nfs  nfsserver.akmalia.com:/mnt/Backup/raq550.akmalida.com /mnt/remote
    これで準備が完了です。

ファイルのコピー

ファイルをコピーする前に、RaQ550をリストアする時に必要なファイルを作成する必要があります。 以下のコマンドで作成します。

 # /usr/local/sbin/cobalt_prebackup

これでそのファイルが作成されますが、もしただのバックアップ取るのであれば、ファイルのコピーを 完了後に以下の出来たファイルを削除する必要であります。削除は本体の再起動前に行う必要があります。

 # rm /var/cobalt/backups/cce.tar

このファイルを削除しなければ、再起動するまで、例えばサイト追加したり、ユーザ追加したりすることが あればデータベースが崩れて壊れてしまいます。この点はよく注意が必要です。

RaQ550からNFSサーバへファイルをコピー(バックアップ)します。

 # cp -pafR /home /mnt/remote
 # cp -pafR /etc /mnt/remote
 # cp -pafR /var /mnt/remote
 # cp -pafR /usr/local/majordomo /mnt/remote
 # cp -pafR /usr/sausalito/codb /mnt/remote

RaQ550のリストア

ファイルのコピーが完了したら、リカバリーCDを利用してRaQ550をリカバリーする。完了したら上記コピーした ファイルを戻して、RaQ550を再起動すればリストア作業が完成です。


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Last-modified: Tue, 26 Oct 2004 14:20:16 JST (7127d)