以下に説明する操作は、 serialmail と ucspi-tcp/tcpclient がすでにインストールされているものとします。
以下に説明する操作は、 serialmail と ucspi-tcp/tcpclient がすでにインストールされているものとします。
| コマンド | 用途 | 
|---|---|
| maildirmake (1) | 到着メールのために maildir を生成します (qmail) | 
| maildirsmtp (1) | SMTP により maildir を送信します | 
| maildirqmtp (1) | QMTP により maildir を送信します | 
| ファイル | 用途 | 
|---|---|
| /var/qmail/control/rcpthost | RCPT を許可するドメイン名 (qmail) | 
| /var/qmail/control/virtualdomains | 仮想のユーザーやドメイン (qmail) | 
mio.gr.jp IN MX 10 mail.isp.ne.jp  | 
ここで、mio.gr.jp は、あなたのドメイン名で、 mail.isp.ne.jp は、ISP のメール・サーバーです。
この設定で、 mio.gr.jp 宛のメールは、すべて、mail.isp.ne.jp に送られることになります。
qmail-send (8) に HUP シグナルを送ります。 これで、 あなたのドメイン宛のすべてのメッセージは、 yourunixaccount-ppp-whatever に配信されます。
$ maildirmake ~/pppdir  | 
そして、 ./pppdir/ を ~/.qmail-ppp-default に置きます。 この際、./pppdir/ の最後のスラッシュは必要です。 これで、 あなたのドメイン宛のメールは、すべて、~foo/pppdir に保存されます。
$ maildirsmtp ~foo/pppdir foo-ppp- 192.168.1.1 `hostname`  | 
ここで、
メッセージは、SMTP により、 pppdir からあなたのコンピュータに転送されます。
ISP が QMTP サーバーを立ち上げている場合は、 より転送を早くするために、 前の操作ではなく、次の操作を行ってください。
$ maildirqmtp ~foo/pppdir foo-ppp- 192.168.1.1  |