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qmail manual

設定

(configuration)

[概要] [man] [転送]


[概要]

関連ファイル
ファイル用途
/etc/man.configマニュアル・ページの設定
/var/qmail/control/rcpthosts中継を許可するホストを指定

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[man]

qmail を、デフォルトで導入すると、 マニュアル・ページは、/var/qmail/man ディレクトリにコピーされます。 この段階では、man (1) コマンドでマニュアル・ページを参照できないので。 /etc/man.config ファイルにパスを登録します。

記述例
# qmail
MANPATH /var/qmail/man

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[転送]

qmail には、メールでのなりすましなどを防止するために、 転送時に宛先のドメインを制限する機能があります。 /var/qmail/control/rcpthosts ファイルに、 宛先として許可するドメインを記述します。

デフォルトでインストールすると、次の例のように、 localhost と自分のホストしか登録されません。 この状態でも、 自分のホストから他のサーバーへメールを送ることはできますが、 例えば、Windows のパソコンから、 このサーバーを用いて、他のホストにメールを送ろうとしても、 エラーになります。 このため、送りたい宛先のドメインをこのファイルに記述する必要があります。

記述例
localhost
mail.mio.gr.jp

このファイルに宛先のドメインを追加すると、 qmail を立ち上げなおさなくても、 その後に受け取ったメールは、転送を行います。

このファイルが存在しない場合は、転送先の制限が無くなります。 あくまで危険性を知った上でなら、このファイルを無くすという方法も取れます。

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(2003/02/09)